セキュリティ、公共治安、運用、ビジネスインテリジェンスの総合ソリューションのテクノロジー企業として知られるGenetec Inc. (以下、「Genetec」) は、 本日、Security Center SaaSにクラウドネイティブの音声通信機能を追加したと発表しました。Genetecは、オンプレミスプラットフォームにインターコムおよびSIPベースの音声ソリューションを導入してきた10 年以上にわたる経験に基づき、ビデオ、入退室管理、侵入監視がすでに統合された直感的に使えるクラウドベースのインターフェイスにリアルタイム音声機能を導入しました。
日常業務の処理か緊急対応の調整かを問わず、教育、リテール、ヘルスケアなどの分野のセキュリティ担当者は、リアルタイム音声、入退室管理、ビデオを使用して、より迅速かつ十分な情報に基づいた意思決定を下すことができます。Security Center SaaSに直接、通信が組み込まれているため、オペレータはエントリポイントで個人と対話し、ライブビデオで身元を確認し、ツールやインターフェイスを切り替えることなく即座に行動できます。
Genetec Inc.の製品エンジニアリング担当バイスプレジデントであるChristian Morinは、「当社の目標は、顧客がビデオや入退室管理と同じように音声も自由に選択できるようにすることです。組織は、自社のニーズに最適なインターコムデバイスを自由に選択し、特定ベンダーのエコシステムに縛られることなく、単一のクラウドネイティブプラットフォームで管理できます」と述べています。
Security Center SaaSの通信は、数台のインターホンから大企業全体で数千台の規模に至るまで対応できます。クラウドネイティブかつオープンアーキテクチャ上に構築されているため、組織は最小限の投資で小規模の導入を試し、ニーズに最適なインターコムデバイスを使用して簡単に規模を拡大できます。リリース時点では、Axis製のインターコムデバイスに対応していますが、今後のリリースで対応ベンダーが追加される予定です。
Axis Cloud Connectで構築されたSecurity Center SaaSにAxisインターコムをネイティブ統合することで、顧客は複雑なスタンドアロン式システムではなく、エンタープライズグレードの通信を利用できるようになります。セキュリティチームは、ビデオ監視、入退室管理、アクション開始イベントの自動化、フォレンジック検索、データ分析などに使用するのと同じプラットフォームでAxisインターコムを直接管理できます。これにより、状況把握能力が向上し、オペレータはより効果的にインシデントに対応できるようになります」と、Axis Communicationsの北米・南米担当バイスプレジデントのFredrik Nilssonは述べています。
Security Center SaaSには、強力なサイバーセキュリティとプライバシー機能が搭載されています。ビデオや入退室管理と同様に、音声データも機密情報として扱われ、転送中のデータを保護するために暗号化通信でセキュリティ保護されます。監査証跡が調査中の説明責任を維持し、定期的なセキュリティパッチを含むソフトウェアの自動アップデートが、システムを最新の状態に維持して新型の脅威から保護します。
Security Center SaaSの通信は、認定Genetecチャネルパートナーのネットワークを通じて2025年9月に世界中でリリースされます。
詳細については https://www.genetec.com/ja/product-releases/communications-for-security-center-saasをご覧ください。