セキュリティ、公共治安、運用、ビジネスインテリジェンスの総合ソリューションのテクノロジー企業として知られるGenetec Inc. (以下、「Genetec」) は、本日、Security Center SaaSのインテリジェント・オートメーション (IA) を導入した新しい調査機能を発表しました。オペレータは、この機能を活用して、ビデオ証拠を迅速に特定し、イベントの周囲の状況を把握し、ケースを短時間で解決できるようになります。
多くの組織で、調査には、いまだにビデオを何時間も視聴したり、複数のシステムを往復することが必要とされます。Security Center SaaSの新機能は、調査のワークフローを、直感的に使える最新のインターフェイスに一元化するため、オペレータは自然言語ときめ細かなフィルターを使用して、ライブ映像または録画映像から人物や車両を検索できます。
また、近くのアクティビティ、インシデント前後の様子、または外見が似た人物の特定などのコンテキストインサイトによって自動的に強化された結果が得られます。オペレータは、これらの新機能を使って、広大な監視対象内で必要な映像を追跡したり、複数のツールを切り替えてインシデントをつなぎ合わせたりする作業に時間を費やすことなく、確認したいカメラフィードを短時間で特定できます。
Security Center SaaSはオープンアーキテクチャ上に構築されているため、カメラとデバイスの業界最大のエコシステムと連携できます。これにより、組織は特定のベンダーに縛られることなく、ニーズに合わせてハードウェアを自由に選択できるようになります。さまざまなメーカーやモデルのカメラによって生成された大量のメタデータを活用して、オペレータはシステムの高度な検索機能を使用して、より正確な状況情報を迅速に検索できます。
Genetec Inc. のシニアプロダクトグループディレクターのJonathan Doyonは、「セキュリティの専門家は、特に重大なインシデントが発生した後には、大量のビデオやデータを迅速に分析する必要に迫られます。調査チームは、この新しいインテリジェント検索機能を使って、単一の統合インターフェイスから、より迅速かつ直感的な方法で、関連する証拠を特定し、タイムラインをつなぎ合わせ、結果を安全に共有できます。Security Center SaaSの新しい調査機能は、オペレータがインシデントの状況を迅速に把握し、自信を持って行動できる、統合されたコンテキスト認識型の調査エクスペリエンスを提供します。これはセキュリティチームが求めていたイノベーションであり、新たな始まりの一歩にすぎません」と述べています。
新しい重要な調査機能には以下が含まれます。
インテリジェント検索: ユーザーは、人物、車両、物体を選択し、ビデオプレーヤーからIA調査を開始できます。コンテキスト認識型の検索機能を備えたシステムが、オペレータの選択に自動的に適応し、適切な検索ワークフローを開始します。これにより、手探りの作業を減らし、より迅速かつ直感的に調査できます。
付近のアクティビティ: 特定の時間枠内に現場の近くで検出された人物や車両を特定し、イベント前後の状況を迅速に把握できます。これは、不審なイベントの周囲のコンテキストを特定したり、フォレンジック検索画像の周囲の動きを検証したりするのに理想的な機能です。
入退出の検出: 人、車両、物体が現場を出入りした瞬間を正確に特定します。これにより、現場の即時レビューが可能になり、インシデントの分析と報告に必要な具体的な情報を捜査官に提示できます。
類似した人物: 高度な類似性検出機能を使用して、複数のカメラから類似した外見の個人を特定します。このシステムは、視覚データに基づいて各個人に固有のデジタルプロファイルを生成し、複数のサイトや複数のベンダーに導入されている場合でも、似たような外見の人物の場所を特定できます。
9月29日より、すべてのSecurity Center Saasユーザーに提供されているこの新しい調査機能を活用すれば、オペレータは、プロセス全体で十分なトレーサビリティとプライバシー保護を確保しつつ、証拠をより迅速に検索、レビュー、エクスポートできるようになります。
Security Center SaaSとインテリジェント検索の詳細については、https://www.genetec.com/ja/product-releases/security-center-saas-intelligent-searchをご覧ください。