セキュリティ、公共治安、運用、ビジネスインテリジェンスの総合ソリューションのテクノロジー企業として知られるGenetec Inc. エンタープライズグレードのフィジカルセキュリティソフトウェアのグローバルリーダーである Genetec Inc. (以下、「Genetec」) は、 本日、Genetec™ Security CenterのALPR ベースのフォレンジック検索機能を拡張する最先端の調査ツールとなるAutoVu™ ALPR 分析レポートプラグイン(EN)を発表しました。
この新しいプラグインを使用することにより、警察官や調査員は、車両の動作パターン、特に運転速度や移動コホートを使用して疑わしい大量の車両を迅速に絞り込むことができます。このツールは、手動でデータの並べ替えをせずに、対象を絞った効率的な分析ができるよう設計されているため、調査員の貴重な時間を節約できます。
「このプラグインは、調査員がインシデントをより迅速に解決するのに必要なものです。数回クリックするだけで、手動で検索すれば数時間または数日かかる、車両データのパターンや動作を特定できます」と、Genetec Inc.のALPR製品グループマネージャー、Steve Hins氏は述べています。
AutoVu ALPR分析レポートプラグインには、次の2つの主要な機能があります。
コホート分析機能を使用すると、調査員は既知のナンバープレートの付いた別の車両と常に一緒に走行している車両を特定し、協調走行、共犯者、または組織的な犯罪行為を示唆するパターンを調べることができます。 警察官は、読み取ったレポートを手動で確認する代わりに、既知のナンバープレートを入力し、それに関連するALPRカメラを選択し、車両が一緒に現れる頻度(数秒以内、複数のカメラ間など)を定義できます。また、システムは、潜在的な車両コホートを即座に識別します。これは、小売店を狙った組織的な窃盗などの場合は、特に貴重な情報です。既知の疑わしい車両は複数のインシデントに関係している可能性があり、コホート分析を利用すると、逃走用の車両などの別の車両が常に近くを走行しているかどうかがわかるため、調査員は容疑者を迅速に絞り込むことができます。
時間および速度分析機能を使用すると、調査員は2台のALPRカメラ間を移動する車両の推定速度を比較し、犯罪現場から急発進する車両など、異常な行動を示す車両を迅速に特定できます。警察官が、関心対象のゾーン内に設置されたカメラを選択し、時間枠 (1~5分間など) を設定するだけで、システムは2台のカメラを通過したすべての車両とその推定速度を一覧にしたレポートを生成します。このレポートを利用すれば、調査員は、何千ものナンバープレートの読み取りデータを精査しなくても、大多数の車両が時速30マイルで走行しているエリアを60マイルで走行する車両などの異常を即時に特定できます。ひき逃げ事件などの場合、このツールを利用すると、事件直後にどの車両が特定のエリアを高速で通過したかがわかるため、数秒以内に容疑者を特定できます。
可用性
AutoVu ALPR分析レポートプラグインは、認定Genetecチャネルパートナーのネットワークから、Security Centerの有料アドオンとして世界中でご利用いただけます。プラグインの詳細については、https://www.genetec.com/product-releases/autovu-alpr-analysis-reports-plugin(EN)をご覧ください。
Genetecについての詳細はwww.genetec.com/jaをご覧ください。